産業プラント用ダンパ、株式会社フェロー

製品紹介

ルーバーダンパ

ルーバーダンパ

構造

バタフライダンパと同様にシャットオフ、流量コントロール、バランス用として使用され、またダクトへの設置の際には狭いスペースで設置が可能です。

  1. ケーシング・羽根・軸・グランド部・シール装置・リンク装置・駆動部より構成されています。
  2. 羽根を通常0~90°回転させることで、流量のコントロール、締め切りが可能となります。
    羽根の回転方向は、平行開閉(ON-OFF用)と対向開閉(コントロール用)の二種類があります。

製造範囲

  1. 丸型は5000㎜・角型は1000~30000㎜程度までの口径 及び、下記のタイプ(材質)が製造可能です。
    1) 通常タイプ 温度350℃以下
    通常(メタルタッチ)・高密閉(パッキン式)
    2) 高温タイプ 温度351℃~1300℃
    通常(メタルタッチ)・高密閉(パッキン式)
    3) 耐食タイプ
    通常(メタルタッチ)・高密閉(パッキン式)
    (樹脂ライニング・ハステロイライニングも製造可能)
    4) 耐摩耗タイプ
    通常(メタルタッチ)・高密閉(パッキン式)
    5) ダブルルーバータイプ
    ケーシングの面間に羽根を上流側と下流側に配置し全閉時に
    中間へシールエアーを封入することでゼロリークを確保する構造。
    6) タンデムルーバータイプ
    基本構造と用途はダブルルーバータイプと同じ。
    軸の両側に羽を取り付けることにより簡素化したもの。
  2. 空気式・電気式・油圧式・手動式すべて製造可能です。
ルーバーダンパ ルーバーダンパ

特徴

  1. ダンパ全開時に整流効果が期待できます。
    弊社の羽根形状は、空気・排ガス等の流れの乱れを極力抑える効果が期待できます。
  2. 対向開閉のダンパについては、大きな流量制御範囲(レンジアビリティ:rangeability)が確保できます。
    羽根の形状・操作機の選定等により広範囲に流量変化を与えることができます。
  3. 弾性シートを使用することで高密閉を確保できます。(4000㎜程度で閉口率99.9~99.95%)
  4. 低温~高温への温度変化及びダクト内の温度差に追従でき高密閉を確保できます。
    弊社独自のシール構造により温度変化に伴うシール部の変化に追従し高密閉を確保することができます。
  5. 大型ダクト用のコントロールダンパとして使用が可能です。
ルーバーダンパ

用途

電力用ボイラ(タービン)・焼却炉・製鉄設備全般・セメント設備・ガラス設備・石油精製設備・脱臭装置・船舶ボイラ等あらゆる業界の空気・排ガスダクト廻り

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